焙煎豆

焙煎豆(ばいせんまめ)は、生豆に対して焙煎と呼ばれる加熱処理を施したものです。
生豆に含まれている成分が,焙煎によって化学変化を起こし、その結果、私たちが口にするコーヒーの味や香り、色などが初めて生み出されるのです。

ロースターの手で焙煎された焙煎豆は、卸業者やコーヒーショップあるいは喫茶店に卸売りされ、そこから消費者の手に届けられるのです。

焙煎のままの形で販売される他、さらに粉砕加工を行って販売されるものもあります。
また自家焙煎(店)のように生豆のまま仕入れ、焙煎から販売までを一つの店舗で行ったり、仕入れた生豆を顧客の注文に応じて1kg以下の小型の焙煎機を用いてお客様の好みの焙煎で仕上げて販売するような個人経営の店舗も増えてきています。

焙煎豆は、その焙煎の度合いによってさらに分類されます。
この焙煎の度合いのことを焙煎度といい、焙煎度の低いものを浅煎り、高いものを深煎りと呼んでいます。

浅煎りされたコーヒー豆は、薄い褐色で、深煎りへと進行するにつれて黒褐色へと変化し表面に油がにじみ出てきます。
浅煎りと深煎りの中間にあたるものを中煎りと呼んでいますが、これらは相対的な呼び名であって明確に定められているものではなく、販売店舗などによっても異なるようです。
また、日本では浅煎り→深煎りの順で8段階の焙煎度を用いています。


コーヒーの焙煎度

1.ライト (light)
2.シナモン (cinnamon)
3.ミディアム (medium)
4.ハイ (high)
5.シティ (city)
6.フルシティ (Full city)
7.フレンチ (French)
8.イタリアン (Italian)

一般に、浅煎りは香りや酸味に優れ深煎りは苦味に優れると言われていますが、嗜好の問題であるため、総合的に見てどちらかが優れているということは特にないようです。

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